ISO14001認証取得奮戦記
2003年7月
「おい、取れたぞ。ちょっと来てくれ」環境管理責任者である常務よりの内線。
「?」と出向いてみるとJQAよりの「ISO14001認証取得」の知らせ。
『☆※*#◎×やった!!』
- 思い返せば02年4月「ISO14001事務局」を拝命し、ISO9002の時とは違いキックオフセレモニーもなく静かにISO14001認証取得に向けてわが社が動き出しました。但し、社長のISO9002の時と同様「桜が咲く頃には取ろうナ」のお言葉付き。心の中で思いました「何年度の桜でしょうか?」
取り敢えずマニュアルの作成に取り掛かり、社長、常務と検討しながら何とか文書のカタチが整いました。
確かに、要求事項を頭から解釈しイチから作成すればかなりの重労働でしたが、幸いと云うべきか、弊社は昨今の"環境"ブーム以前より環境に対しては規制が厳しく、既に14001要求事項に対応出来るだけの活動を行っていた為に'今までやっていたことを整理する'だけで殆ど文書作成は済んでしまったのです。
- 社員への教育
これを『如何に構えさせずに行うか』。我が社の社員は典型的なまじめ人間が多く、行った教育に関して"悩む・引く"のは想像出来ました。
しかし、既に行っていることをISO14001色に染めていくことで、「理解し易く教育」出来たのです。
- 記録の整備
前述同様もう既にありました。大量の記録が。ですから、整備というよりも「整理・整頓」という状態でした。
- 文書審査
行いませんでした。理由は後ほど。
- 予備審査
一抹の不安を残しながらも"肩肘張らず自然に"を心がけ臨みました。
審査員の講評は「本審査への移行可能」。改善指摘事項もカテゴリーBが数件。
- 登録審査
SO9002と違いISO14001の本審査は2回あります。
この審査に臨む姿勢も予備審査同様でした。そして、ここで先の「マニュアルチェックを何故受けなかったのか?」という理由を明らかに致しましょう。
事務局である私の懐妊がマニュアルチェック時期に発覚し、マニュアルチェックこそ大事を取って行わなかったものの、予備審査・登録審査共に私なりの自負が芽生えたのです。『妊婦が闊歩しているめっき工場が環境に配慮していない筈は無い』
一貫して「環境にも胎教にも優しい審査」であり、社員一同審査を通してISO14001が身近に感じられるようになりました。
日々の活動の積み重ねがあってこそ、審査で理解を深めることが出来、更に活動と理屈が合致したことでも我々社員にとって、とても意義のあるISO14001になりました。
とかく難しく面倒に感じられがちな「環境ISO」ですが、我々が行ってきた事の正しさの裏付け、これから進むべき方向の示唆、明らかな結果、この3点がはっきりとしている「ISO14001」を、我々は更に発展させることが出来ると確信しています。
ISO14001事務局
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